ご存知ない方も多いと思いますが、1/32スケールの車で、溝が彫られたベニヤ板で作られたコースを走行する「スロットレーシング」と呼ばれるレース競技の、レース管理や順位やラップタイムを計測し、表示する装置です。
回路設計、基板設計、制御プログラム、PC用ターミナルソフトを開発しました。
車に搭載されたブラシ付きDCモーターによる劣悪なノイズ環境下でも誤動作することなく、信頼性に高い評価をいただきました。
CPUはZ80系、78KⅢ、H8Sを使用し、車の通過検出は光センサーやホールICを使用し、計測した情報はRS232CでスコアボードとPCに送信し、表示しました。
一時期ブームになりましたが、ミニ四駆用のレーシングコンピュータを自社製品として開発し、店舗用に製造/販売しました。RS232Cで接続したPCで操作とタイム表示をしました。
店舗用とは別に、ミニ四駆大会イベント用に、1つの数字の大きさが30cmほどもある素子を使用したスコアボードや、海外で使用するために英語版のWindows用ターミナルソフトも製作しました。
工作機械の省力化に向けてDCサーボモータのコントローラ/ドライバを設計、製作しました。指令電圧とタコジェネの差動アンプ出力を三角波で比較出力するタイプのPWMコントローラドライバを全てディスクリート部品で構成しました。指令電圧は指定座標値とリニアスケールからの座標値から生成しました。
機構部品を評価するために、ステッピングモータドライバ+CPUによるコントローラを設計製作しました。
ロータリーソレノイドのコントローラ/ドライバを設計製作しました。定電流(定トルク)で駆動するだけの簡単なものです。
ジグボーラーの主軸の上下運動と回転に連動して、操作用のボタンを自動で押す装置を製作しました。人が付いていなくても良くなったため、大変喜んでいただきました。
遊技機の主制御基板の回路設計、基板設計、制御プログラムの開発をしました。CPUでI/Oを制御するだけの簡単な構成ですが、高い耐ノイズ性能が求められ、多くの時間をノイズ対策に費やしました。おかげでハードとソフトを組み合わせたシステムとしてのノイズ対策のノウハウを学ぶことができました。
ヤマハ製VDPとアクセル製VDPを使用した液晶パネル対応画像表示基板を設計しました。ヤマハ製VDPを使用した基板はアナログRGB、アクセル製VDPを使用した基板ではLVDS出力でした。
CPUのバス接続のSDRAMを外部画像ラインバッファにDMA転送するタイプの画像表示基板を設計/製作しました。SH4を200MHzで動かした結果、十分実用的な描画速度が得られました。
2GBのROMエミュレータの回路設計しました。USBのハイスピード対応で、市販のUSB-HDDと同等の速度(30MB/s)でデータ転送できました。
数WクラスのDC-DCコンバータから、2kWクラスの可変電源まで設計しました。
CPUに大容量メモリ(PC用のDIMM)を搭載するために、FPGA用のメモリコントローラ回路を設計しました。
センサからのアナログ信号や抵抗値の変化を様々な電気信号に変換します。
RS232CやRS422、RS485などの信号を絶縁して相互に変換、バッファリングなどを行います。
モーターにエンコーダを取り付け、パルス間の時間を調べて回転速度の変化を調べる試験機です。試験データはPCに転送して解析しました。
ソレノイド駆動時の機械的振動による絶縁破壊を試験するための試験機を製作しました。
トランジスタに様々な過負荷を加え、特性の変化を調べる試験機を製作しました。
製品が良品の時に発するブザー音を検出するだけの簡単なものですが、他社製品と比べ、誤動作しないとの評価をいただきました。
プリント基板上の数pFの静電容量を検査する装置を設計製作しました。
センサー情報をA/D変換して4-20mA変換する際に必要な補正値を演算してPCに送信し、PC側でアセンブラソースコードを生成する装置です。